2020年06月

今日は、雨の中でのトレーニングになりました。ずぶ濡れ、泥だらけになりながらも選手達はモチベーション高くトレーニングに励んでくれました。
(1月の県大会をちょっと思い出しました。あの時は雨のみならず、ものすごい寒さとも戦っていました)

梅雨時期でトレーニングが出来ない日が多くなっているせいか、「先生、今日は、雨でもサッカーやりましょう」と選手の方から声をかけてくれました。いやぁ、本当に頼もしい選手達です。

サッカーが出来ない期間が3ヶ月近くあったにもかかわらず、選手たちのレベルダウンは全く感じません。新チームになってる筈なのに、3年生がいた時と変わらないレベルでサッカーが出来ています。

本当は例年通りの県リーグがあれば、2期連続での昇格を狙えたんじゃないかと彼らを見て思っています。

1年生も、上級生に負けじと雨の中でのサッカーをおこないました。今年の1年生は、はじめからサッカーになっています。本当に頼もしい。

7月15日以降に対外試合が出来るようになったので、彼らのサッカーを見て早く腕試しをさせてあげたい、と内心思っています。

完全下校の時刻が延びます。

6月30日(火)~7月3日(金)17:30

7月6日(月)~        18:30

※7月6日(月)から通常日課(SHR8:35、50分授業)に戻ります。

久我山のサッカー部に来た時、当たり前のことなのですが、まずサッカーをやらせないとだめだと思いました。サッカーは相手があってのスポーツですし、ゲームの中でサッカーを理解させていくということをさせないといけません。型にはめたパターン練習から解放させて、自由度を高めようと思いました。

今でもパターン練習というのはよく行われていますね。4人でボールをあちらに出したら逆に走ってとか、今度は逆回りだとか、私は、ああいうトレーニングをいくらやっても上手くならないと思っています。

私がやったのは、とにかくゲームをさせるということ。そして、頭の中をサッカーの頭脳にすること、それはつまり、局面をどう理解するかということですが、それを一つひとつ教えるということを繰り返しました。

「サッカー 逆境の監督学 ―パターン練習を捨てろ!1日2時間の練習で狙う全国制覇―」李済華(國學院久我山高校サッカー部総監督)著より引用

多くのチームでパターン練習や約束練習みたいなものを多くやっています。

しかし、我々のチームでは、サッカーを"丸ごとそのまま"トレーニングすることがサッカーを上手くさせることにつながると考えています。
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雨の為、今日のトレーニングは中止。

現在、明日の天気は、雨が降る予報が出ています。

少雨決行ですが、状況による実施の有無は早朝に判断します。このブログでお知らせしますので、確認お願いします。

サッカーは、手より圧倒的に不器用な足を使ってやるスポーツ。

足より器用な手は、ペンを持つ時、箸を持つ時、必ず利き手で持ちます。それなのに、より不器用な足だと、何故右も左も使うのでしょう?

より不器用なのだから、手以上に利き側を使わなければ自在にボールを扱えるようにはならないのです。

マラドーナやメッシなど世界トップレベルの選手は利き足でプレーしているのに、レベルの低い選手が適当に両足を使っていればいつまで経ってもボールを自在に扱うことはできないのは明らかです。

サッカーのレベルを上げるためには、利き足で何でもできるようにしなくてはいけません。「利き足でボールを持って取られない」、上手くなるとはこう言うことです。
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チームとしてサッカーをやっていると、やっぱり周りの人が気になります。「あいつうめぇな」「周りに置いて行かれないかな」等々

周りと比べる必要は全くありません。いや、比べてはいけません。比べた時点で自分を客観的に見ることが出来なくなるからです。

昨日の自分より今日の自分は何が変化しているのか?
先月の自分より今の自分は何がどれだけ成長しているのか?
 

特に、1年生の皆さんは中学時代までのキャリアが違うので、高校サッカー生活が始まったばかりの今、周りと比べるのは全く意味がないのです。

これからどれだけ成長できるか? その為に何に気を付けてトレーニングに取り組んでいけばいいのか? を考えてくれることを望みます。

今の練習を見ていますが、チーム全体が良いムードでトレーニング出来ていると感じています。

〇今日の練習
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李総監督は常々「サッカーはサッカーをやってこそ、上手くなる」という指導論を口にする。サッカーでいちばん血肉になる練習はゲームだ。しかし、自身の学生時代から一貫して「サッカーをやる」練習メニューが日本にはなかった。

—略—

「私の指導では、ゲームがいちばんの遊びでありトレーニングです。逆にゲームにモチベーションを見いだせないサッカー選手には、何も与えることが出来ない。ヨハン・クライフは「サッカーは完成された遊びだ」と話しましたが、私もそう考えています。


「サッカーで日本一、勉強で東大現役合格 ―國學院久我山サッカー部の挑戦―」小澤一郎著より引用

サッカーは、ゲームすることが喜びであり、ゲームすることにモチベーションを得、ゲームすることが楽しみであり、そして、ゲームすることが一番のトレーニングです。

現在の短い練習時間の環境でやるべきことは、ゲームを真剣に楽しみ、ゲームを真剣な遊び、と捉えて取り組むことだと考えています。これが出来れば、数ヶ月先には、一段も二段も成長した自分に逢えると思います。
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左利きの見本はマラドーナ、メッシ。では、右利きの見本と言えば、元ブラジル代表のロマーリオでしょう。天才ロマーリオと呼ばれていました。

特に、1年生の皆さんは、ボールの持ち方が非常に不安定です。良いボールの持ち方のイメージを持つ必要があります。

下の動画を見て、ボールの持ち方のイメージトレーニングをしてほしいと思います。人間が持っている「ミラーニューロン」を生かしましょう。

「Romario "O Rei do Gol"」
https://www.youtube.com/watch?v=p_CtDbZJHpo
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今週から45分授業×6限授業。6限が終わるのが3時15分、その後SHRと掃除でグランドに出られるのが、3時40分前後。そこから着替えて準備して・・・

4時30分完全下校なので4時15分くらいには練習終了になります。実質の練習は、30分足らずです。

短い練習時間のせいか、選手たちは集中力を持って取り組んでくれています。量は圧倒的に少ないですが、トレーニングの質は高くなっているような気がしています。

当分こういう状況が続きます。今の状況をプラスに転換できるような取り組みにしていきましょう。

〇今日の練習
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