2017年12月

年内の練習は、今日で終了。トレーニング後、部室その他の大掃除をして解散しました。年明けは、1月4日(木)から始動。

今日の練習は、1年生対2年生の紅白戦。昨日の練習試合と比べるとあまりにも「ゆるい」。写真を見てもわかるように、ボールに対してまったくプレッシャーがかかっていません。これでは、守備の練習にも、攻撃の練習にもなりません。こういう所を年明けに改善していけるようにしていかなくてはいけませんね。
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昨日の練習試合の写真と比べてみると、今日の写真との違いがよくわかります。ボールの局面である画の中で、常に相手の人数の方が多い。ボールを持ってからのんびり考えている暇を与えてくれません。プレッシャーとかコンパクトとはこういうことを言うのです。いいものは見習っていきたいです。
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ところで、休み期間は完全に休みにしないで、自主トレーニングとしっかり勉強することを怠りなく・・・

今日のフェスティバルの2試合目の相手は、全国大会常連校。サッカー用語で言う所謂チンチンにされてしまいました。とにかくサッカーのテンポが速い。その速いテンポについていけず、完全に翻弄されました。

自分たちのチームと強豪チームを比較してみて・・・

①グランダーのパスを中途半端に浮かせたりしない。しかも、パス・スピードが速い。
②周りを見るために顔を振る頻度が圧倒的に多い。特にミッド・フィールダーの選手は、常にキョロキョロしている印象。
③選択・判断のスピードが圧倒的に速い。ボールを持ってから考えるという場面は全く見られなかった。
④ディフェンスのプレッシャーが速いし陣形がコンパクト。我々がボールを持つとあっという間に複数の選手に囲まれてしまっていた。

完敗でしたが、「サッカーはこうやるんだ」というサッカーのイメージがつかめたのは、我々にとって大きなプラスでした。これからのトレーニングで、上記のことをしっかり頭において向上・改善に取り組んでいきたいと思います。
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今日の練習試合では、個々のボールを持つ力の差を感じました。

ボールが持てなければ、周りが見れない。ボールが持てなければ、判断できない。日頃選手達に言っていることが、試合相手によって改めて教えられるいい機会になりました。

現状に満足せず、選手一人ひとりがボールコントロールの力を伸ばすことに取り組まなければならないということが、今日の練習試合ではっきりわかったことと思います。
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複数チームが集まって練習試合をおこないました。きれいな人工芝グランドでサッカーができることは本当に幸せなことです。

選手たちにわかっておいてほしいのは、試合をやれば上手くなるわけではないということ。今日の試合でも普段の練習でできていないことは、ちゃんとできていませんでした。

自分の欠点や弱点に対して普段どれだけ気をつけてプレーしているか、が問われるのが試合です。そういうトラップの仕方はダメだ、と注意されているやり方でトラップしてボールを失っている場面、ボールの持ち方はこうしようということと違うことをやってボールを失っている場面等が幾度となくありました。

色々なチームと試合をやれる機会に恵まれたこの3日間、自分達のプラスにしていきたいです。
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今日の練習試合は、相手チームも含めて全体的に緩い感じのゲームになっていました。ディフェンスにおいてのプライオリティ(優先順位)を考えると、もっとインターセプトとトラップの瞬間を狙うことが必要です。

切り替えの遅さも気になりました。完全に相手ボールになってから、守備の陣形を整えて、それからディフェンスするのでは遅いです。ボールを奪われた「今、その瞬間」にこそ、ボールを奪い返しにいかなくてはなりません。

攻撃では、相手GKとディフェンス・ラインの間の決定的スペースでボールを受けるために、どうやってボールを進めるかを考える必要があります。そのためにも、ボールを失わないことのレベルを向上させたいところです。

体調不良の選手が出てきているのも懸念材料です。セルフコントロール(自己管理)をしっかりしてほしいと思います。
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<県リーグDiv.4B> 12月23日(土)、会場:沼南高校グランド
柏中央B 対 沼南
前半 1-0
後半 1-3
合計 2-3

得点 4分:飯田、後半32分:小林

逆転負けで最終節を飾ることはできませんでした。残念。

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野球だとキャッチボールがしっかりできないと、本題に入れません。バスケットボールも基礎技術のボールハンドリングの練習を入念にやります。

サッカーではどうか。対面でのキック練習で、あっちにいったり、こっちにいったり・・・ リフティングで自分のボールをすぐに落としてしまったり・・・

サッカーは手より圧倒的に不器用な足でボールを扱うということで、基礎技術の重要性がおろそかにされている部分があるのではないでしょうか。サッカーでも、狙ったポイント(点)にちゃんと蹴れる、自分に来たボールをトラップでちゃんと自分のものにできる、そういった基礎技術が本当に大事なんです。

個人の基礎技術の上達なしにチームのレベルアップは望めません。明日は、県リーグ最終節、チーム力は、個人の力の結集。公式戦は、個人がどれだけ伸びているかを知ることができる貴重な機会です。
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サッカーに限らずスポーツなどをやる時、自分のベストを尽くすことがひじょうに大事です。その日によって、その時によって、集中力を欠いてしまったり、ちょっと力を抜いてしまったりしていませんか。

練習だからちょっとぐらい手を抜いてもいいんじゃないかと考えている人は、本番においても全力を出し切れないことにつながります。常に、「ベストを尽くす」クセが本番に強い人間に育ててくれる筈です。

全力を尽くすクセがサッカー以外の場面、たとえば入試においても実力をしっかり発揮できることにつながってくるのだろうと思います。「Do Your Best!」 頭に置いておきたいフレーズです。
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トレーニングをできるだけ実戦の状況に近づけ、なおかつスペースを小さくし、その中でどれだけ質の高い判断をどれだけ早くできるか、がひじょうに重要になってきます。

小さいスペースでの実戦トレーニングでは、攻撃から守備、守備から攻撃の切り替えを素早くおこなわなくてはいけません。また、スペースが小さいということは、相手ディフェンスが近くにいるということ。そういう状況では、素早い判断をしてプレーする必要性があります。

技術を伸ばすとともに、「サッカー頭」を伸ばすことも並行して鍛えるのが、小さいスペースでの実戦トレーニングの目的なのです。
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現代のサッカーでは、使えるスペースと時間がどんどん少なくなっています。高校サッカーにおいてもレベルが上がれば上がるほど、「さぁ、どうしようかな」などと考える暇を与えてくれません。

周囲を頻繁に見て、多くの情報を仕入れることが重要です。周囲の状況は刻々と変化していきます。とにかく、周りを「見る」ことに気を配らなくてはいけません。

また、ボールコントロール能力を上げて、ボールを見なくてもボールを扱えるようにすることも重要です。フリーランニングした味方へ、「今!」のタイミングでパスを送るためにボールを見ないでボールを持てる力を上げることが求められます。

今日のトレーニングでは、意識的に狭いスペースでのゲームをおこないました。スペースと時間がない中で、判断を早くすること・ボールを持つ力をつけることをねらいとしました。P4480465P4480305P4470932P4480274

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